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【漫画×料理】グルメ漫画のおすすめ12選|飯テロ注意!読んだらお腹が空く作品集

【グルメ漫画おすすめ12選】食で心も満たされる名作を厳選!

「お腹が空く漫画が読みたい」
「日常に癒しが欲しい」

そんなあなたにぴったりなのが、グルメ漫画
料理や食事をテーマにした作品は、食欲だけでなく、心まで温かくしてくれる名作ばかりです。

この記事では、定番から異色作まで、本当におすすめできるグルメ漫画を12作品厳選してご紹介します。
各作品のあらすじやおすすめポイントも詳しく解説しているので、気になる作品からぜひ読んでみてください。

 

1.『きのう何食べた?』よしながふみ(既刊23巻/連載中)

あらすじ

料理好きの弁護士・筧史朗(シロさん)と、美容師の矢吹賢二(ケンジ)の同性カップルが日々の暮らしの中で作る家庭料理と、ささやかな幸せを描いた物語。特別な食材はないけれど、彼らの料理には「生きる力」が詰まっている。

「派手さはないけど、こんなご飯が一番しみる」──そう感じさせてくれるのが『きのう何食べた?』です。
レシピ付きで再現可能な料理は、家庭の温かみそのもの。
LGBTQ+をテーマにしながらも説教くさくなく、静かに、誠実に生活を描く姿勢に心打たれます。
読後には、「今日、なに作ろう?」と自然にキッチンへ足が向かうこと間違いなし。
食を通じた人生の優しさを味わえる名作です。

こんな人におすすめ

  • 等身大のスローライフを感じたい人
  • 再現できる家庭料理を楽しみたい人
  • 人間関係のあたたかさに癒されたい人

 

2.『深夜食堂』安倍夜郎(既刊26巻/連載中)

あらすじ

新宿の路地裏にある「深夜食堂」は、深夜0時から朝7時まで営業。メニューは豚汁定食だけだが、「できるものならなんでも作る」のが店主の流儀。そこには訳ありの客たちと、心をほぐす一皿がある。

食と人間ドラマを掛け合わせたグルメ漫画の金字塔。
登場人物は孤独、後悔、希望を抱え、それぞれの人生の一コマに寄り添う「一品」が登場します。
読者は自然と自分の人生と重ね、どこか懐かしくも切ない気持ちになるはず。
派手な料理描写は少なくても、心の空腹を満たす力強さがある作品です。
映像化もされており、多くの人に愛され続けているのも納得の一冊。

こんな人におすすめ

  • 静かでじんわり沁みる人情物語が好きな人
  • 人生の折り返し地点を考える大人世代
  • 夜中に読む飯テロ漫画を探している人

 

3.『異世界食堂』犬塚惇平・九月タカアキ(既刊8巻/連載中)

あらすじ

ある商店街の角にある洋食店「ネコヤ」は、土曜日だけ異世界につながる不思議な扉を開く。エルフ、ドラゴン、戦士たちが人間世界の料理を味わい、驚き、涙する──異世界と料理のファンタジー。

異世界転生系が好きな人なら確実にハマる一作。
冒険や戦いに疲れた者たちが、「ただ美味しいご飯を食べる」ことで癒されていく様子は、現実を生きる私たちにも深い安らぎを与えてくれます。
料理描写も丁寧で、「ビーフシチュー」「カツ丼」などリアルなメニューが登場するのも特徴。
ファンタジーとグルメの絶妙な融合が楽しめる、癒し系作品です。

こんな人におすすめ

  • 異世界系が好きでグルメも楽しみたい人
  • 現実逃避したいけど優しい世界に触れたい人
  • 気軽に読めてほっこりしたい人

 

4.『孤独のグルメ』原作:久住昌之/作画:谷口ジロー(全2巻+α)

あらすじ

中年の営業マン・井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄る飲食店でただ黙々と食事をする。1話完結型で、日本各地の庶民的なグルメが登場する。彼の「一人飯」は孤独で、自由で、どこか贅沢。

グルメ漫画ブームの火付け役と言える存在。
作中の五郎の語りはほとんどなく、感情表現も控えめ。
しかしそれがかえって、「食べることに集中する幸福感」をリアルに伝えてきます。
読者は彼の後を追うように、頭の中で味わい、香りを感じることになるでしょう。
ドラマ化されたことで知名度も高く、再読するたびに新しい発見がある作品です。

こんな人におすすめ

  • ひとり飯が好き、または興味がある人
  • グルメ旅行気分を味わいたい人
  • 淡々とした日常に癒されたい人

 

5.『食戟のソーマ』原作:附田祐斗/作画:佐伯俊(全36巻)

あらすじ

下町の定食屋の息子・幸平創真が、超名門料理学校「遠月学園」に入学し、才能あふれるライバルたちと「料理対決(食戟)」を繰り広げていく。美味しさの表現はインパクト絶大!

少年漫画らしい王道の成長物語と、「食のバトル」を融合させたエンタメ性抜群のグルメ漫画。
実際の料理理論も多数登場し、味の再現性はもちろん、食材へのこだわりが深く描かれています。
料理で人を驚かせ、打ちのめす描写はまさに“飯テロ”そのもの。
料理好きはもちろん、バトル系が好きな人にも刺さること間違いなしの快作です。

こんな人におすすめ

  • 料理バトルが好きな少年漫画ファン
  • テンポよく読めるグルメ作品を探している人
  • 料理の知識を深めたい人

 

6.『喰う寝るふたり 住むふたり』日暮キノコ(全5巻)

あらすじ

同棲中のカップル・野々山と二宮。日々の食卓を通じて、男女の微妙な価値観の違いや、何気ない生活の尊さが描かれる。視点は男性編・女性編と交互に変化し、恋愛と食事がリアルに交錯する。

グルメ×恋愛×リアルな日常が丁寧に描かれた作品。
料理はあくまで日常の一部として登場するけれど、だからこそ共感できる場面が多く、思わず「うちもこんな感じかも…」と笑ってしまうことも。
家庭料理の温かさが二人の関係に反映されていて、恋愛ものが苦手な人でもすんなり読める一冊です。
お互いを思いやる献立や言葉の選び方に、じんわり感動できます。

こんな人におすすめ

  • 恋人・夫婦の日常を描いた作品が好きな人
  • リアルな家庭料理にほっこりしたい人
  • 料理と恋愛の両方を楽しみたい人

 

7.『ダンジョン飯』九井諒子(全14巻)

あらすじ

ダンジョンで妹をドラゴンに食べられた冒険者ライオス一行は、装備も金もない中で「モンスターを食材にして生き抜く」ことを決意。迷宮内での料理とサバイバルを描いた異色のファンタジーグルメ漫画。

「モンスターを調理する」という異色すぎる設定ながら、しっかりした料理理論と丁寧な描写が話題を呼び、爆発的ヒットを記録。
ファンタジー世界の設定も緻密で、料理漫画という枠を超えた奥深さがあります。
2024年にはアニメ化もされ、より多くの読者に届くようになったことで、まさに“現代のグルメ漫画代表作”ともいえる一作です。

こんな人におすすめ

  • 異世界・ファンタジー×料理を楽しみたい人
  • 料理と冒険のバランスが取れた作品を探している人
  • 食材や調理法に独自性がある漫画を求める人

 

8.『包丁人味平』原作:牛次郎/作画:ビッグ錠(全33巻)

あらすじ

料理の天才・味平が様々な料理人と勝負を繰り返しながら、料理界の頂点を目指していく。カレー戦争、ラーメン対決など、後の料理バトル漫画に多大な影響を与えた伝説の作品。

1970年代の作品ながら、今読んでも十分に面白い。
日本の「料理漫画」ジャンルの礎を築いた名作です。
料理のリアリティや調理理論に加え、時代背景や人間関係の泥臭さが重厚感を与えています。
料理バトル漫画の原点を体験できる貴重な作品です。

こんな人におすすめ

  • 料理漫画の原点を知りたい人
  • 昭和の熱血漫画が好きな人
  • 料理バトルに“本気”を求める人

 

9.『花のズボラ飯』原作:久住昌之/作画:水沢悦子(全3巻)

あらすじ

夫が単身赴任中の主婦・花が、一人暮らしを満喫しながらズボラで手軽な料理を作っては食べ、寝る。誰に見せるでもない日常飯の背徳感と快感を描いた一人飯漫画。

共感度・再現度の高さで多くの読者の心をつかんだ一作。
レトルトや冷凍食品を駆使しながらも、「美味しい!」と笑顔になる姿に、自分自身の食生活も肯定されたような安心感があります。
“ズボラ飯”というジャンルを確立した意義深い作品です。

こんな人におすすめ

  • 料理は苦手だけど食べるのは好きな人
  • 共感重視でゆるい作品を読みたい人
  • 背徳感のある一人飯に惹かれる人

 

10.『江戸前の旬』原作:九十九森/作画:さとう輝(既刊110巻以上/連載中)

あらすじ

銀座の寿司屋「柳寿司」の若き職人・旬が、江戸前寿司の伝統と技を守りながら、客との心のふれあいを重ねて成長していく。寿司にまつわるストーリーと職人の技が光る長寿作。

寿司を題材にここまで深く掘り下げた作品は他にない。
旬のひたむきな職人気質と、食材一つ一つへの敬意は、読者の心を打つはず。
寿司文化や魚の知識など、読みながら“食の教養”も身につく点も魅力です。

こんな人におすすめ

  • 寿司が好きでたまらない人
  • 料理の「技」に興味がある人
  • 長くじっくり読める作品を探している人

 

11.『ラーメン発見伝』原作:久部緑郎/作画:河合単(全26巻)

あらすじ

サラリーマン・藤本浩平が、ラーメン業界を舞台に、味・経営・マーケティングのすべてに立ち向かう。様々なラーメン職人との出会いを通して「本当に美味しいとは何か?」を問い続ける。

単なる“ラーメン漫画”ではなく、ビジネス漫画としての側面も強い本作。
スープの種類や麺の特徴だけでなく、立地や価格、ターゲット層といったマーケティング視点も描かれています。
食の専門書のような内容×ドラマ性で読み応え抜群!

こんな人におすすめ

  • ラーメン愛が止まらない人
  • 経営や商売の裏側に興味がある人
  • 読み応え重視のリアル系グルメ漫画が好きな人

 

12.『にがくてあまい』小林ユミヲ(全13巻)

あらすじ

独身OLの麻生マキは、偏食で野菜嫌い。ある日、菜食主義でゲイの家庭科教師・渚と同居生活を送ることに。彼の作る“やさしい野菜料理”に癒されながら、マキの人生が少しずつ変わっていく。

“優しさ”を料理にしたら、きっとこうなる──そんな想いが詰まった一作。
ベジタリアン料理をテーマにしながらも、料理の魅力や人間関係、LGBTQ+への理解など幅広いテーマに触れています。
彩り豊かな野菜料理の描写も目を奪われるポイント。

こんな人におすすめ

  • やさしい世界観の漫画が好きな人
  • 野菜料理やヘルシーご飯に関心がある人
  • 人との距離を縮めたいと感じている人

 

まとめ:食で心を満たす漫画との出会いをあなたに

いかがでしたか?
この記事では「グルメ漫画 おすすめ」「料理漫画」という検索ニーズに応え、名作から近年のヒット作まで幅広く12作品をご紹介しました。

どの作品にも共通しているのは、「料理=人をつなぐもの」「食=人生を豊かにする要素」という深いテーマ。
読めば読むほど、食べることの意味や大切さを再確認できます。

お腹が空いた時、少し疲れた時、癒されたい夜に──
グルメ漫画は、いつでも私たちを優しく迎えてくれる存在です。

まずは気になった作品から、ページをめくってみてください。
きっとそこには、“読むだけで美味しい”体験が待っています。

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