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ミステリー・サスペンス漫画おすすめ14選|一気読み必至の展開に釘付け

思わずページをめくる手が止まらない!緊迫感あふれる物語を求めているあなたへ

日常から抜け出し、頭をフル回転させながら読むミステリー・サスペンス漫画は、まるで映画やドラマのような没入感がありますよね。
「どんでん返しがある作品が読みたい」「先の読めない展開にワクワクしたい」
そんな欲求を満たしてくれる漫画を探している方に向けて、本記事では、筆者が実際に読んで面白かったと感じたおすすめのミステリー・サスペンス漫画9選を紹介します。

伏線回収の見事さ、スリリングな演出、心理戦、そして人間の闇…。
ミステリー初心者でも読みやすく、それでいて中級者以上も唸らせるクオリティの高い作品ばかりを厳選。
是非気になる作品を探してみてください。

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おすすめミステリー・サスペンス漫画10選

ミステリと言う勿れ(田村由美)

あらすじ

大学生の久能整は、膨大な知識と独自の論理思考を武器に、事件や人間関係の謎を解き明かしていく。彼の周囲では次々と不可解な事件が起きるが、整は淡々とした口調で人々の心の奥底を見抜き、真相へと迫っていく。

「ミステリと言う勿れ」は、推理そのものよりも人間の心の闇や価値観のズレを浮かび上がらせる作品。
主人公・整の哲学的な語りは読者に深い気づきを与え、単なる謎解きにとどまらない知的な読書体験ができます。
従来の探偵漫画とは一線を画す構成で、「人を理解するとは何か?」を問い直すような深みがあります。
知識を持つだけでなく、それをどう活かすかが描かれており、読後には考えさせられる余韻が残ります。

こんな人におすすめ

  • ミステリーに加えて心理描写も楽しみたい
  • 哲学的なテーマやセリフが好き
  • 現代の社会問題にも関心がある

 

金田一少年の事件簿(天樹征丸・さとうふみや)

あらすじ

名探偵・金田一耕助の孫である高校生・金田一一(はじめ)が、次々と巻き込まれる凄惨な事件を天才的な推理力で解決していく。密室殺人や連続殺人といった古典的ミステリー要素が満載。

日本のミステリー漫画の金字塔とも言える作品。
本格的なトリック、伏線の張り巡らせ方、そして感情に訴える動機の描写は秀逸で、「犯人にも事情がある」というドラマ性も魅力です。
10代〜大人まで幅広く支持されており、入門としても最適。
ミステリの醍醐味である「解く快感」を味わえます。シリーズごとに読みやすく構成されているのも長期人気の理由。

こんな人におすすめ

  • 古典的なトリックや密室殺人が好き
  • シリーズ作品でたっぷり読みたい
  • 感情移入できるミステリーが読みたい

 

僕だけがいない街(三部けい)

あらすじ

売れない漫画家・藤沼悟には、時間が巻き戻る「再上映(リバイバル)」という特殊な能力があった。ある日、母親が殺害された事件をきっかけに、彼は小学生時代へと時をさかのぼる。過去の連続児童誘拐事件の真相と、自分の未来を変えるための戦いが始まる――。

サスペンスとタイムリープ要素が融合した傑作。
「過去を変えることは未来を救うことに繋がるのか」というテーマが物語を通して深く描かれ、ただのSFではない人間ドラマとしても秀逸です。
犯人の正体が判明した時の驚き、そして悟の選択に心が揺さぶられる展開は、多くの読者に衝撃と感動を与えました。
アニメや映画化もされており、メディアミックスから入るのもおすすめ。

こんな人におすすめ

  • タイムリープ系の設定が好き
  • 完結済みの作品で一気読みしたい
  • 感動できるサスペンスを探している

 

約束のネバーランド(白井カイウ・出水ぽすか)

あらすじ

孤児院で幸せに暮らしていた子どもたち。しかし、ある日、施設の真の目的が“出荷”であることを知ってしまう。脱出を決意したエマたちは、知力と絆を武器に、恐怖と絶望に満ちた世界へと立ち向かう。

物語冒頭の衝撃的な展開から一気に引き込まれます。
緻密な戦略・心理戦と子どもたちの成長ドラマが絶妙に絡み合い、希望と絶望が交錯する濃密なサスペンスに。
ジャンプ作品ながら重厚なテーマが背景にあり、大人の読者にも刺さる構成です。
伏線の回収も鮮やかで、繰り返し読みたくなるほど情報が詰まっています。

こんな人におすすめ

  • ダークファンタジー×ミステリーが好き
  • 頭脳戦・心理戦のある作品を読みたい
  • 完結作品で満足感を得たい人

 

惡の華

あらすじ

文学好きの中学生・春日高男は、ひょんなことからクラスのマドンナの体操着を盗んでしまう。その現場を目撃した女子・仲村さんに支配されるような関係が始まり、2人はやがて常識を逸脱した行動へとのめり込んでいく。

「惡の華」は、思春期の鬱屈した衝動と破滅願望を鋭く描いた異色のサスペンス。
読者の心をざわつかせる精神的な緊張感が最大の魅力で、
善悪の境界線が曖昧になっていく物語に、恐怖と同時にどこか共感してしまう不思議な読後感を残します。
道徳や社会規範とは何かを揺さぶりながら問う、挑戦的な作品です。

こんな人におすすめ

  • 人間の深層心理や思春期の歪みを描いた作品が好き
  • 倫理観が揺さぶられる読書体験を求めている
  • 既存の枠にとらわれないサスペンスを探している
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イキガミ

あらすじ

国家繁栄維持法に基づき、ランダムに選ばれた国民が24時間後に死ぬ「死亡予告証=イキガミ」を受け取る世界。配達人である主人公・藤本賢吾が、イキガミを手にした人々の最期の生き様を目撃し、国家の制度そのものに疑念を抱くようになる。

制度と個人の尊厳を問う、ディストピア系サスペンスの傑作。
1話ごとに描かれる「死を宣告された人の最期の24時間」は、
人生の価値や人間の本質に迫るテーマを内包し、強烈な印象を残します。
読み進めるごとに「もし自分だったら…」と考えさせられ、感情を深く揺さぶられる作品です。

こんな人におすすめ

  • 死と生に向き合う重厚なストーリーが読みたい
  • 社会制度や倫理に問題提起する作品が好き
  • 感情を揺さぶられる読書体験を求めている

 

あらすじ

醜い容姿を持つが、天才的な演技力を持つ少女・累(かさね)は、母から譲り受けた“キスで顔を交換できる口紅”を使い、他人の顔を借りて舞台に立つ。欲望と嫉妬、才能と容姿のジレンマの中、累は“本物の自分”を求め続ける。

人間の根源的な欲望——美・嫉妬・自己肯定——を深く描いたダークサスペンス。
ファンタジー設定でありながら、心理描写は極めてリアル。
「顔とは何か」「中身とは何か」という根本的な問いに向き合う作品です。
女性心理を繊細かつ大胆に描いており、読み応えも抜群。

こんな人におすすめ

  • 容姿や才能に関する葛藤を描いた作品が読みたい
  • 女性心理を深く描いたサスペンスが好き
  • 少し幻想的で文学的な雰囲気も楽しみたい

 

シグナル100

あらすじ

ある日、クラス全員が教師によって“催眠”をかけられ、100個の特定行動をとると自殺するという過酷な実験が始まる。生き残るために疑心暗鬼になる生徒たち。誰が何を知っていて、何を仕掛けてくるのか——。

極限のサバイバルと人間不信を描いた戦慄の心理サスペンス。
誰が敵で、誰が味方か分からない不安定な状況で、
倫理観や友情が崩壊していく様は戦慄モノ。
短巻数ながらテンポよく、強烈なインパクトを与える作品です。

こんな人におすすめ

  • デスゲーム系の心理サスペンスが好き
  • スリリングでテンポの早い作品を探している
  • 極限状態の中での人間描写に惹かれる

 

虚構推理

あらすじ

妖怪たちの知恵の神として選ばれた少女・岩永琴子と、不死身の青年・桜川九郎。彼らは人間と怪異の世界をつなぎながら、現実と虚構を交錯させる形で“事件の真相”を捏造していくという異色の推理劇。

推理の醍醐味とオカルトの融合。
真実を暴くのではなく、もっともらしい嘘をいかに構築するかという
逆転の発想が知的で面白く、言葉と論理の応酬にゾクゾクします。
怪異×論理というミスマッチが絶妙に調和した、新感覚サスペンスです。

こんな人におすすめ

  • オカルトや怪異を扱う推理物が好き
  • 論理戦・言葉の応酬に興奮する人
  • 一味違うサスペンスを探している

 

トレース 科捜研法医研究員の追想/古賀慶/全12巻


あらすじ

警視庁科学捜査研究所(通称:科捜研)で働く法医研究員・真野礼二。 彼は冷静沈着かつ卓越した鑑定技術を持ち、多くの事件の真相を暴いていく。しかしその胸には、幼少期に家族を奪われた“未解決事件”への執念が燃えていた。
正義とは何か、真実とは何か──科学捜査の最前線で、真野は過去と向き合いながら真相に迫る。

本作は作者・古賀慶が元・科捜研所属という異色の経歴を持つため、描写のリアリティが段違いです。
科捜研の内部や鑑定手順、警察の動きがリアルに描かれ、ミステリー好きや捜査ものに慣れている読者でも納得の緻密さがあります。
私自身、法医学や犯罪捜査の知識がほとんどない状態で読み始めましたが、丁寧な説明と物語の重厚さにどんどん引き込まれました。
真野という人物を通じて、“科学で人の心は救えるのか”というテーマにも切り込んでおり、骨太なヒューマンドラマとしても秀逸です。

こんな人におすすめ

  • リアルな科学捜査・鑑定描写に惹かれる人
  • 社会派ミステリーやヒューマンドラマが好きな人
  • 未解決事件や過去の因縁が絡むストーリーに興味がある人

 

サイコメトラーEIJI/安童夕馬(原作)・朝基まさし(作画)/全25巻


あらすじ

高校生・明日真映児(あすま・えいじ)は、物に触れることでその持ち主の記憶や感情を読み取る“サイコメトリー”能力を持っていた。
その力を知った美人刑事・志摩亮子に協力を求められたことをきっかけに、映児は凶悪犯罪の捜査に巻き込まれていく──。
人間の闇をえぐる事件と、超能力が交錯する異色のサスペンスストーリー。

1990年代後半を代表するサスペンス漫画として名高い本作。
超能力と警察捜査を組み合わせた斬新な設定ながら、人間の心理や狂気、社会の病理に迫る描写が非常に重厚です。
私が初めて読んだのは中学生の頃でしたが、あまりのストーリー展開の濃さと緊張感に一気に引き込まれ、今読み返してもなお色褪せません。
主人公・映児の成長や刑事・志摩とのバディ感、1話完結ながら伏線が張り巡らされた構成も魅力。
今読んでも通用する完成度を誇る作品です。

こんな人におすすめ

  • 超能力×ミステリーの設定に惹かれる人
  • 凶悪犯罪や人間心理を描いたサスペンスが好きな人
  • 90年代の名作漫画に興味がある人

 

イノサン Rouge ルージュ/坂本眞一/全13巻


あらすじ

18世紀フランス革命前夜──民衆を恐怖に陥れた「ギロチン」の執行人・サンソン家を描いた歴史大河『イノサン』の続編。
舞台はフランス革命期へと移り変わり、主人公は妹マリー=ジョセフ・サンソン。美しく繊細な外見とは裏腹に、断頭台で命を奪うという過酷な宿命を背負いながら、自らの信念と自由の理想のために激動の時代を駆け抜ける。

徹底的な史実考証と、坂本眞一氏による圧倒的な筆致の美しさが融合した、唯一無二の歴史劇。
マリー=ジョセフの生き様は、単なる「死刑執行人」の物語を超え、人間の尊厳や社会の矛盾を浮き彫りにしていきます。
読んでいると、まるで舞台の観客になったような没入感があり、一コマ一コマが芸術品。特に、革命の狂気と人間の理性がぶつかり合う描写は秀逸です。
『イノサン』から続けて読むと、時代の流れや人物の内面変化がより深く理解でき、歴史と人間を同時に学べる稀有な漫画だと感じました。

こんな人におすすめ

  • 歴史ドラマや大河作品が好きな人
  • 芸術的な作画と重厚な物語に惹かれる人
  • 人間の葛藤や正義を深く描いた作品を求めている人

 

推しの子/赤坂アカ(原作)・横槍メンゴ(作画)/既刊15巻(連載中)


あらすじ

田舎町の産婦人科医・ゴローの元に、ある日、彼の“推し”である人気アイドル・アイが極秘出産のために訪れる。彼女の双子の子どもとして転生したゴローは、芸能界の表と裏に巻き込まれていく。
やがて、母・アイの死をきっかけに、転生者たちは芸能界の闇と向き合いながら、それぞれの目的に突き進んでいく──。

単なる「芸能界もの」とは一線を画す本作。転生×復讐×芸能界という異色の組み合わせながら、その完成度は驚異的です。
第一話の展開だけで読者を完全に引き込む構成力、そして業界のリアルを抉る描写が非常に鋭い。
私は連載初期から追っていますが、話が進むほどにキャラの深みが増し、社会構造やメディアの裏側にも切り込んでいくので、読むたびに新しい発見があります。
作画の繊細さ、演出の巧みさも見逃せず、現代社会と自己を見つめ直すきっかけにもなる漫画です。

こんな人におすすめ

  • 芸能界の裏側やメディアに興味がある人
  • 転生ものやサスペンス要素のある作品が好きな人
  • 人間の心理描写や成長物語に惹かれる人

 

天国大魔境/石黒正数/既刊13巻(連載中)


あらすじ

文明崩壊後の日本。廃墟と化した世界を旅する青年・マルと少女・キルコは、「天国」を探す旅を続けていた。
一方、とある施設では子どもたちが管理された環境で生活しており、「外の世界」について何も知らされていない。2つの世界はやがて交錯し、驚くべき真実が明らかになっていく──。

近未来ディストピアと謎解き要素が融合したSF冒険譚。
序盤は謎の連続で読み進めるたびに「えっ?」と立ち止まる瞬間が多く、読者に考えさせる余白が多い作品です。
私は毎巻ごとに新たな疑問と衝撃を受け、考察が止まらなくなるほど夢中になりました。
また、キルコとマルの関係性や「人間とは何か?」を問う哲学的な要素も多く、単なるSFにとどまらない奥深さがあります。
石黒作品らしいユーモアと緻密な構成が光る、近年屈指の傑作SFです。

こんな人におすすめ

  • SFやディストピア系の世界観が好きな人
  • 伏線や謎解きにワクワクしたい人
  • 哲学的テーマや人間性の深掘りに興味がある人

 

読み終えたあと、もう一度最初から読み返したくなる——ミステリー漫画の魔力

ここまで、緊迫感に満ちた展開や、心理的に深く刺さるミステリー・サスペンス漫画を10作品ご紹介しました。
どの作品もただ「謎を解く」だけではなく、人間の深層心理や社会の歪み、希望と絶望の交錯を描いており、読者を惹きつけてやみません。

ミステリー漫画の魅力は、結末にたどり着いた瞬間の快感だけでなく、そのプロセスをもう一度読み返したくなる中毒性にあります。
今回ご紹介した作品はすべて、筆者自身が「もう一度読み直したい」と感じた作品ばかり。
ぜひあなたの“お気に入りの1冊”を見つけてください。

あなたの読書体験が、より深く、より充実したものになりますように。

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