Short動画・TikTok発ミーム ネットミーム解説

「朝の光の中で」とは?TikTok元ネタ・曲名・本家歌詞を解説【ネットミーム辞典】

3行で分かる元ネタ解説

  • 正式な楽曲名はBellyJayによる「MONTAGEM HIKARI」というブラジリアン・フォンクである。
  • 日本語の歌詞が含まれるが、サンプリングや合成音声を利用して構築された可能性が高い。
  • 恋愛番組の出演者や著名なアイドルがTikTokでダンス動画を投稿したことで一気に拡散された。

 

概要

 

SNSを中心に広まった「朝の光の中で」というフレーズは、BellyJayによる楽曲「MONTAGEM HIKARI」の一部である。
TikTokなどのショート動画プラットフォームにおいて、ダンス動画のBGMとして世界的な流行を見せている。
ブラジリアン・フォンクと呼ばれるジャンルの系譜に属するのが特徴的。

歌詞紹介

 


音楽配信サービス(AWA等)に登録されている公式の歌詞は以下の通りです。

夜の風が 髪を撫でて
街の陽がぼんやり揺れる
遠くの時計が静かに刻む
私の心も 朝の光の中で

Ah 朝の光の中で
Ah Ah Ah 光 Ah 朝の光の中で
Ah Ah Ah 朝の光の中で

影が伸びて 消えてゆく
歩く道はまだ見えない
迷いながらもここにいたい
朝の光に包まれながら

夜の声が耳を掠め
星の残り香が漂う
時間はゆっくり流れ
私はただ空を見上げる

(朝の光の中で)
Ah 朝の光の中で
Ah Ah Ah 光 Ah 朝の光の中で
Ah Ah Ah 朝の光の中で
Ah 朝の光の中で
Ah Ah Ah 光 Ah 朝の光の中で
Ah Ah Ah 朝の光の中で

 

元ネタ

楽曲情報とボーカルについて(誰が歌っているののか)

この楽曲は2026年1月14日にリリースされ、オリジナル版の収録時間は1分30秒となっている。
「夜の風が 髪を撫でて」から始まり、「Ah 朝の光の中で」という印象的なフレーズがループする構造を持つ。

ボーカルに関しては、BellyJay本人が歌唱しているわけではない。
日本語の音声データや合成音声をビートに乗せて再構築したものである可能性が高い。

 

アーティスト情報

トラックメイカーのBellyJayは、主にブラジリアン・フォンクやソウル・ファンク系のビートを制作している。
しかし、2026年3月時点で国籍や年齢、顔写真などの詳細なプロフィールは一切公開されていない。

インターネット上の活動形態から、海外のアンダーグラウンドなビートメイカーであると推測される。
どのような人物が制作したのか、個人的な情報は現在も不明のままとなっている。

 

流行時期・拡散経路

2026年に入り、TikTok上で爆発的なトレンドとなった。
最大の火付け役となったのは、ABEMAの恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』の出演者による投稿である。

彼らがこの楽曲を使用したダンス動画を公開したことで、番組のメイン視聴層である10代を中心に一気に拡散される結果となった。

 

SNSでの使われ方

特定のテキストとして打ち込まれるネットスラングというよりは、動画のBGMとして消費されている。
インフルエンサーの投稿を皮切りに、著名なアイドルもこの音源を使用し始めた。

例えば、「=LOVE」の大谷映美里がリムレスメガネをかけて同曲で踊る姿を披露しており、こういったカバー投稿が流行をさらに加速させている。

 

関連項目・派生

公式から派生版として、テンポを落としたSlowedやUltra Slowed、逆にテンポを上げたSped Upなどが同時にリリースされている。
これらはショート動画の多様な演出意図に合わせて使い分けられている。

また、同アーティストによる関連楽曲として、「MONTAGEM CORAÇÃO」や「MONTAGEM INFANCIA」、「NEW SOUL FUNK」といった短い尺の中毒性の高いリミックス楽曲も存在している。

 

補足解説・考察

曲名に含まれる「MONTAGEM」とは、ポルトガル語で編集や合成を意味する言葉である。
既存の音源を切り貼りして新たな文脈を生み出す手法が、そのままタイトルに冠されている構造となっている。

日本語の感傷的な歌詞と、海外のビートが接合された結果、独特の中毒性を放つに至っている。
出所のわからない日本語が海外のビートメイカーに合成され、逆輸入的に日本の若者の間で踊られているという現象自体が、現代のネット文化の循環を象徴している。

 

なぜこのミームが流行ったのか?要因を考察

この楽曲がプラットフォームで特異な広がりを見せた背景には、ショート動画向けの構造が最初から整っていたと考えられます。
リリース当初から「Sped Up版」や「Slowed版」といった速度違いのバリエーションが公式から提供されていた点は、見逃せない要因かもしれません。

ユーザーが自ら音源を加工する手間を省き、動画の雰囲気に合わせて最適な速度を選べる状態が整っていたと言えます。
これにより、クリエイターたちがこぞって「使いたくなる」土壌が形成されていたと推測できます。

また、「Ah 朝の光の中で Ah Ah Ah...」というループ構造が、短い動画尺に合致していた点も大きいでしょう。
意味深な日本語のフレーズでありながら、その実態は海外発の合成音声というちぐはぐさが、かえって動画のBGMとして邪魔にならない「匿名性の高いエモさ」を演出するのに寄与したのかもしれません。

 

スポンサードリンク

-Short動画・TikTok発ミーム, ネットミーム解説