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不朽の名作!泣ける完結BL漫画のおすすめ10選

心を揺さぶる、泣ける完結BL漫画との出会いを

泣けるBL漫画が読みたい」「最後までしっかり完結している作品が知りたい」——そんな想いを抱えてこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

BL(ボーイズラブ)ジャンルには、恋愛の甘さだけでなく、切なさ、葛藤、そして成長と別れといった様々な感情が描かれています。中でも“完結済み”の作品は、ストーリー全体の流れや結末の満足感をしっかり味わえるのが魅力です。

この記事では、実際に読んで「これは名作だ…」と心から思えた、泣ける完結BL漫画を10作品厳選して紹介します。作品のテーマや読後感も交えながら、「自分に合う1冊」を見つけられる内容になっています。

BL初心者から中級者まで、幅広く納得してもらえる構成を目指しました。涙腺に訴える名作BL、ぜひこの中から探してみてください。

 

泣けるBL漫画の名作おすすめ5選(前半)

1. 『同級生』/中村明日美子(全1巻+シリーズ続刊あり)

あらすじ

高校生の草壁と佐条。真面目な優等生・佐条と、軽音部の自由人・草壁という正反対の2人は、合唱の授業をきっかけに距離を縮めていく。思春期ならではのぎこちなさや不器用な優しさが、繊細なタッチで描かれていく。

BL初心者にもファンにも圧倒的な支持を得ている名作。
特に「同級生」は、その静かで淡い青春の描写が心に染み渡ります。
派手な展開こそないものの、2人の感情が少しずつ交差していく過程が本当に美しい。
個人的には、ページをめくるたびに胸が締めつけられるような懐かしさと切なさを感じました。
完結感もありつつ、続編も読みたくなる構成です。

こんな人におすすめ

  • 青春の繊細な機微を丁寧に描いた作品が好き
  • 感情表現が豊かな絵柄に惹かれる
  • BL初心者でまずは名作から入りたい

 

2. 『それでも、やさしい恋をする』/ヨネダコウ(全1巻)

あらすじ

ゲイであることを隠して生きていた大学生・工藤は、ある日、年下の同級生・成瀬と出会う。
明るく無邪気な成瀬とのふれあいに、徐々に心を開いていく工藤。
だが、自分自身の弱さと向き合わざるを得ない出来事が起こり――。

ヨネダコウの作品は、登場人物の心の葛藤を非常に丁寧に描きます。
本作では、恋愛感情の前にある「自分自身をどう受け入れるか」というテーマが根底にあり、読者の心を揺さぶります。
BLという枠を越えて、人生そのものの選択と向き合う感覚。
優しいけれど決して甘くない、深く心に残る傑作です。

こんな人におすすめ

  • セクシャリティに葛藤するキャラの物語に共感したい方
  • 内面の成長を描くヒューマンドラマが好きな方
  • ヨネダコウの哲学的なBL作品を読んでみたい方

 

3. 『カラーレシピ』/はらだ(全2巻)

あらすじ

美容師の福介と、アシスタントとして入ってきた天才肌の翔真。
完璧主義者の福介は、翔真の天才的なセンスと奔放な言動に振り回される。
だがその裏には、翔真の深い孤独と傷が隠れていた——。

表面上はコミカルに見えて、読み進めるほどに“人間の深い部分”が浮き彫りになる作品。
はらだ先生らしい毒と優しさが共存しており、読み終えたあと「ただのBLではない」と思わされます。
1巻で驚き、2巻で号泣。繰り返し読みたくなる名作です。

こんな人におすすめ

  • 人間ドラマが濃厚なBLを読みたい
  • テンポの良い会話や演出が好き
  • 心理描写にリアリティを求める

 

4. 『ひだまりが聴こえる』/文乃ゆき(全1巻+続編あり)

あらすじ

聴覚障害を抱える大学生・航平と、おしゃべりで社交的な同級生・太一の出会いから始まる物語。
サークル活動を通して交流を深める2人だったが、互いに抱える想いは一筋縄ではいかなくて——。

聴覚障害というテーマを軸に、丁寧な人間関係と心の成長が描かれています。
作者の誠実な視点が感じられ、BLというジャンルを超えて「良質なヒューマンドラマ」として成立している作品です。
涙腺を刺激するのは派手な展開ではなく、日々の小さな積み重ね。
そのリアルさが胸に沁みます。

こんな人におすすめ

  • 社会的なテーマに興味がある
  • 静かな感動を味わいたい
  • やさしい空気感のBLを求めている

 

5. 『Life 線上の僕ら』/常倉三矢(全2巻)

あらすじ

高校の卒業式の日、偶然出会った伊東と西。そこから始まったふたりの「人生の線」は、大人になるまで続いていく。高校生、大学生、社会人…時間と共に変わる関係性の行方とは。

この作品の最大の魅力は“時間の流れ”を描いている点。
人生の節目ごとに変化していく恋愛のリアルさに、きっと誰もが共感できるはず。
個人的には社会人編での展開に最も心を打たれました。
切なさもありながら、前向きな終わり方でじんわりと泣けます。

こんな人におすすめ

  • 人生に寄り添う恋愛ストーリーが好き
  • 社会人以降のBLにも興味がある
  • 等身大の恋を描いた作品を読みたい

 

7. 『セブンデイズ』/橘紅緒(原作)・宝井理人(作画)(全2巻)

あらすじ

「月曜の朝に告白されれば、日曜まで付き合う」という噂のある人気者・芹生と、成績優秀だが恋愛に無関心な篠弓弦。
なんとなく始まった一週間の関係は、思わぬ感情の芽生えを呼び起こし、二人の距離を少しずつ縮めていく――。

爽やかでありながら、どこか切なさも漂う一作。
宝井理人さんの繊細な作画と橘紅緒さんの脚本が見事にマッチし、「学生時代の一瞬のきらめき」をBLとして昇華しています。
派手な展開はなくとも、だからこそ気持ちの揺れや戸惑いがリアルに伝わってくる。
全2巻という読みやすい長さもあり、BL初心者にも非常におすすめです。

こんな人におすすめ

  • 学園ものの爽やかBLが読みたい方
  • 恋愛の初期段階の感情に共感したい方
  • 宝井理人の美麗な作画を楽しみたい方

 

8. 『リンクス』/雨隠ギド(全1巻)

あらすじ

バラバラに見える4組の男女・男女・男男のカップルたちが、ある1つの「出来事」を軸に交差していくオムニバスストーリー。
孤独を抱える人々が、誰かとの出会いによって少しずつ変化していく――。

BLという枠を越え、"人と人とのつながり"の本質に迫った作品です。
それぞれの話が静かに、でも確かに交差していく構成の妙に、ページをめくる手が止まりませんでした。
雨隠ギドさん特有の優しさと透明感が全体を包み込み、「誰かと生きるってこういうことかもしれない」と思わせてくれます。
1冊でこれほど多くの感情を味わえる作品は稀です。

こんな人におすすめ

  • 短編集やオムニバス形式が好きな方
  • じんわりと心に残る話を読みたい方
  • 複数の視点から物語を楽しみたい方

 

9. 『春風のエトランゼ』/紀伊カンナ(全4巻)

あらすじ

沖縄の離島で出会った、小説家の志摩と高校生の実央。
年齢も立場も違う二人が惹かれ合い、時間をかけて少しずつ歩み寄っていく。
穏やかな南風のように流れる日常と、互いの過去が、彼らの関係に影を落として――。

『海辺のエトランゼ』の続編であり、さらに成熟した恋愛を描いた今作は、「生活の中にある愛」がテーマ。
焦らず、押し付けず、ただ一緒にいることの意味を問う姿勢に、静かな感動を覚えます。
島の風景描写も素晴らしく、読んでいるだけで沖縄の匂いや音が感じられるような没入感。
長く愛される理由がわかる、まさに"不朽の名作"です。

こんな人におすすめ

  • スローライフや離島が舞台の物語が好きな方
  • じっくりと進展する関係性に共感したい方
  • 紀伊カンナ作品を深く味わいたい方

 

まとめ|心に深く刻まれる「泣けるBL漫画」の魅力とは

完結済みで心に残る名作ばかりを10作品紹介しましたが、どの作品にも共通しているのは「感情の余韻」です。
ただの恋愛物語ではなく、それぞれの登場人物が葛藤し、成長し、互いに影響を与え合う姿は、読む者に深い印象を残します。

BLだから泣けるのではなく、人と人との関係性の中にある「痛み」と「優しさ」が丁寧に描かれているからこそ、心に響くのだと思います。

気になる作品があれば、ぜひこの機会に手に取ってみてください。
「泣ける」という感情は、読む前と後で、きっとあなたの心に変化をもたらしてくれるはずです。

 

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