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「現場猫(ヨシ!)」とは?元ネタ・意味・使い方を解説【ネットミーム辞典】

3行で分かる元ネタ解説

  • 安全確認のポーズをとる猫のネットミーム
  • 複数の画像素材が合成されて誕生した背景をもつ
  • のちに作者により「仕事猫」として公式化された

 

「現場猫(ヨシ!)」の概要・元ネタの解説

「現場猫(ヨシ!)」とは、ヘルメットを被った猫が「ヨシ!」と指差呼称を行う画像およびネットミームのことです。
黄色いヘルメットを被り、右手で前方を指差す姿勢でお馴染みですね。

本来の指差呼称は、労働災害を防ぐための大切な安全確認動作を指します。
しかしネット上のコラージュ画像では、明らかに安全ではない状況や重大なミスが発生している場面にこのキャラクターが配置されています。

 

複数の素材による合成画像の歴史

2016年にイラストレーターのくまみね氏が投稿した「電話猫」の顔部分が、初期のベース素材として使われました。

その後2017年頃から、匿名掲示板のふたば☆ちゃんねる上で他のフリー素材(人型の胴体やヘルメットのイラスト)と次々に合成されていきます。
特定の作者がゼロから描いたイラストではないという、ネットならではの珍しいルーツを持っています。

 

『現場猫(ヨシ!)』の例文・使い方(コピペ用)

【不具合のあるプログラムを実装するとき】
エラーメッセージが出ている状態のまま、ヨシ!

【確認工程を省略して作業を進めるとき】
マニュアルは読んでいないけれど、勘で動かすからヨシ!

【睡眠時間が不足している状態で出勤するとき】
昨日は3時間しか寝ていない状態で出社するけれどヨシ!

 

「現場猫(ヨシ!)」に対するネットの反応

2018年頃からTwitter(現X)等のSNSを通じて、この画像とフレーズが一気に広がりました。
製造業や建設業だけでなく、ITエンジニアや医療従事者などが、実際の職場環境の状況を報告する目的で日々投稿しています。

 

「仕事猫」としての公式化と展開

2018年に、ベース素材の作成者であるくまみね氏本人がキャラクターを新たに描き直しました。
現在は名称を仕事猫として、正式な権利のもとで展開されています。

同年以降、カプセルトイやぬいぐるみ等の公式グッズが継続的に販売されるようになりました。
ネット上の非公式なコラージュ画像が、原作者の手によって公式化されたという異例の展開を見せています。

 

企業や行政機関等での採用実績

公式化以降の活躍は幅広く、実際の労働災害防止運動のポスターにも採用されています。
2019年には中央労働災害防止協会(中災防)が作成した安全衛生用品の図案として登場しました。

また、国土交通省の公式SNSアカウントや、各地方自治体の交通安全啓発の投稿などでも注意喚起の目的で使われています。
ネットのパロディを超え、現実の安全啓発活動に起用されるという驚きの結果に繋がりました。

 

まとめ

現場猫(ヨシ!)は、インターネット掲示板での画像合成から発生し、SNSを通じて広く普及したミームです。
危険な状況下であえて安全確認の掛け声を行うという形式が、現在まで一つの定番フォーマットとして定着しています。

過酷な労働環境の状況や、ミスを報告する際のクッション役として機能している側面が見受けられますね。
非公式の画像から始まりましたが、原作者の対応により公式の「仕事猫」へと見事に移行しました。

現在では現実世界の行政機関のポスターに起用されるなど、発祥のネット空間に留まらない幅広い活躍を続けています。

 

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