3行で分かる元ネタ解説
- 実家の子供部屋に住み続ける中年男性を指すネットスラング
- 2014年頃に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で発祥
- 2019年にネット上で流行し広く定着
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概要・元ネタの解説
「こどおじ」とは、実家の子供部屋に住み続ける未婚の中年男性を指す略称。
「子供部屋おじさん」を短縮した言葉である。
出展元は日本のインターネット掲示板「2ちゃんねる」(現在の5ちゃんねる)の書き込み。
2014年頃から一部の利用者の間で提唱され始めた造語である。
2019年頃、テレビ番組に出演した著名なプロゲーマーの実家の自室が映し出された際、学習机などがある子供部屋のような内装だったことが契機。
これを見た掲示板の利用者が書き込んだ揶揄が発端となり、SNS等を通じて広く拡散した。
自立していない成人男性を煽る蔑称として用いられることが多い。
ネットの反応
流行(ミーム化)の流れ
2014年に掲示板の造語として誕生した後、数年間は局地的な使用に留まっていました。
2019年にプロゲーマーの部屋の映像を機にSNSで話題が急増し、ネット上の煽り文句として定着。
『週刊朝日』編集部が選出する2019年の流行語30選に入賞しました。
このミームが流行した時期の背景
未婚率の上昇および、親と同居する未婚者の増加という社会情勢が存在します。
総務省の統計調査等でも、親と同居し続ける成人の割合が高い水準で推移していることが報じられていました。
こうした背景のもと、匿名掲示板での論争において、相手の生活環境を攻撃する言葉として多用されるようになりました。
『こどおじ』の使い方
インターネット上の掲示板やSNSにおいて、実家暮らしの男性を揶揄する目的で使用します。
また、実家から独立していない自分自身を指して、自虐的な意味合いで用いる場合もあります。
特定の趣味や言動と結びつけて、批判の対象として使われます。
『こどおじ』の例文
【ネット上で相手を煽るとき】
いくらネットで偉そうなことを言っても、結局こどおじじゃん。
【自身の状況を自虐するとき】
休日はゲームしかしていない、立派なこどおじです。
誤用・勘違いされやすいポイント(注意点)
単に実家で暮らしているというだけで、親の介護や家業の手伝い、経済的な事情など、個別の事情を無視して一律にレッテルを貼る使われ方が見られます。
本来のニュアンスである自立心の欠如が当てはまらないケースに対しても、攻撃的な意味を込めて誤用される場合があります。
まとめ
掲示板発祥の局地的なスラングが、著名人のテレビ出演という事実をきっかけに視覚的なイメージを伴って拡散しました。
未婚率の上昇や実家暮らしの増加といった社会背景と合致し、ネット上の煽り文句や自虐ネタとして使い勝手が良かったことが定着の要因といえます。
関連ミーム・派生ミーム
関連ミーム:子供部屋おばさん(こどおば)
「こどおじ」の派生語であり、実家の子供部屋に住み続ける未婚の中年女性を指す言葉です。
男性に対する言葉と同様に、主に揶揄や自虐の目的で使用されます。