3行で分かる元ネタ解説
- VTuber轟はじめのホラーゲーム実況中の発言を元にしたリズムネタ。
- 中毒性の高い音MADがSNSで拡散し、一般層やテレビ番組まで広く流行した。
- 「コンコンコン、異常なし!」という掛け声と共に踊る「コンコンダンス」が特徴。
概要
コンココンコンコンコン(通称:コンコンダンス)とは、VTuberの轟はじめが発したフレーズと、その音声を素材とした楽曲、および付随するダンスの総称である。
ホラーゲームのプレイ中に恐怖を紛らわせるために行われたリズム刻みが、ファンによる音MAD制作を経て爆発的な流行を記録した。
ホロライブ内のユニット「ReGLOSS」に所属するメンバー発のネタとして、2025年を象徴するネットミームの一つとなっている。
轟はじめとは?
轟はじめ(とどろき はじめ)とは、音楽ユニットであるReGLOSSのメンバーとして、2023年9月にデビューしたVTuberである。
「番長」を自称し宇宙一の番長を目指すという目標を掲げているが、その実態は非常に礼儀正しく真面目な努力家として知られている。
最大の特徴は、サ行やタ行が「しゃ・しゅ・しょ」のようになる独特な滑舌(おすぶ)である。
この舌足らずな喋り方が、このネタの歌詞に唯一無二の可愛さと中毒性を与える結果となった。
普段の喋り声とは一変し、歌唱時には低音の効いたクールでハスキーな歌声を披露する。
高いダンス技術も兼ね備えており、ユニット内ではパフォーマンスの要としてアーティスト活動に注力している。
元ネタ
どの作品?どのシーン?
2025年5月9日に配信された、ホラーゲーム『夜間警備』の実況プレイが発端である。
深夜のトイレを巡回する際、襲いかかる恐怖を打ち消すために「コンコンコン、異常なし!」と明るくリズムを取りながら状況確認を行った場面が元となっている。
流行の時期とテレビ進出
2025年7月におだまよ氏が音MADを公開したことで話題となり、9月には本人が振付動画を投稿した。
同年11月26日にはTBS系列の情報番組『ラヴィット!』で紹介され、ネットを常用しない層にも「今流行っているリズムネタ」として浸透した。
2025年12月6日にはYouTubeショートの公式動画が1,000万回再生を突破するなど、圧倒的な拡散力を示した。
例文・使い方
SNSにおいて、ダンス動画のBGMとしてこの音源を使用するのが最も一般的な形式である。
「コンコン」というリズムに合わせて、ぬいぐるみやペットの手を動かして踊らせる動画が多数投稿されている。
また、1時間耐久バージョンなどの動画を「作業用BGM」として活用し、作業効率を高めるために視聴するユーザーも存在する。
関連項目・派生
- 「まいたけダンス」は、同グループの儒烏風亭らでんによる流行語であり、ファンがショート動画を盛り上げる土壌を形成していた。
- 制作者のおだまよ氏は、ファンクリエイターとしてこのネタの音源を制作し、後に本人が公式ライブでその音源を逆輸入する形で使用した。
- 「おすぶ」とは、この人の独特な滑舌を指す通称であり、このネタの歌詞における中毒性を支える重要な要素となっている。
補足解説・考察
このネタの滑稽さは、凄惨な出来事が起こり得るホラーゲームの文脈と、発言者の底抜けに明るい「陽のオーラ」の乖離にある。
「トイレのドアを叩いて安全を確認する」という本来は緊張感のある動作が、軽快なEDMと融合し、奇妙なルーティンへと変貌を遂げている。
また、舌足らずな可愛らしい声と、それとは対照的な重厚でキレのあるビート의ギャップが、聴覚的なインパクトを最大化している点は非常に興味深い。
なぜこのミームが流行ったのか?要因を考察
「コンコン」という擬音を主体とした歌詞が、言語の壁や年齢の壁を超えて受け入れられた要因の一つと考えられます。
恐怖が迫るホラー演出の中で「異常なし」と繰り返すシュールな姿が、視聴者に独特の安心感と笑いを与えたのかもしれません。
さらに、ファンメイドの音源を本人が公式ライブに取り入れるといった、クリエイターへのリスペクトを欠かさない姿勢が、さらなる二次創作を加速させたと推測できます。
日常的な動作をダンスに落とし込んだ構造は、TikTokなどの短尺動画において、誰もが模倣しやすい「型」として機能したと言えるでしょう。