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「冷笑(冷笑系)」とは?元ネタ・具体例・最近の流行理由を解説【ネットミーム辞典】

3行で分かる元ネタ解説

  • 他者の真剣な主張を見下して笑うネット上の態度のこと
  • 石丸伸二氏の選挙戦など2024年の政治動向で話題が急増
  • ひろゆき氏の論破スタイルなどが具体例として語られる

 

【冷笑(冷笑系)】概要・元ネタの解説

冷笑(冷笑系)とは、他者の真剣な主張や活動を斜に構えて見下すネット上の態度のこと。
2010年代のSNS等で自然発生的に形成された。

社会運動等を行う人々に対し、茶化す風潮が広がったことが背景。
安全な場所から見下す姿勢をとる人々を、批判の意図を込めて呼称した。

 

ネットの反応

流行(ミーム化)の流れ

2010年代初頭のSNS普及に伴い、社会問題に関する議論が可視化されました。
この時期から、市民運動に対して冷ややかな視線を送る層が目立つようになります。
真剣な議論を茶化して優位に立とうとする態度が批判され、言葉として定着しました。

 

2024年以降に再び流行した背景と具体的な分断

2024年7月の東京都知事選挙をきっかけに話題が急増しました
SNS上で石丸伸二氏の支持層と他の候補者の支持層との対立が激化したことが発端にあります。

街頭演説や社会運動に熱心に参加する層に対し、冷ややかな視線を送る有権者の態度が議論の的になりました。

石丸伸二氏が既存メディアを厳しい言葉で追及する切り抜き動画が拡散されました。
これを持て囃す一方で、既存の政治運動を古いものとして嘲笑する風潮が広まりました。
こうしたネット上の政治的な分断を指して、再びこの言葉が頻繁に用いられています。

 

「冷笑系」が使われる心理

相手の主張をまともに受け止めず茶化す行動の裏には、失敗や反論を恐れる自己防衛の心理が働いています。
自分は行動を起こさずに安全な立場に留まることで、心理的な優位性を保とうとしています。
何かを熱心に信じることへの照れ隠しも含まれます。

 

冷笑(冷笑系)の具体例

実在の人物の例

ネット上で冷笑的な態度の代表例として頻繁に名前が挙がるのが、実業家のひろゆき(西村博之)氏です。
相手の言葉尻を捉えて議論を優位に進める「論破」のスタイルが、多くの若者に支持されました。

その一方で、この態度が冷笑主義を助長しているという批判的な分析も数多く存在します。

 

『冷笑(冷笑系)』の例文・使い方

【他者の真剣な議論を斜に構えて批判する人を指すとき】
あのアカウントは冷笑系の典型的な反応をしている。
冷笑的な態度でマウントを取っても何も解決しない。

 

アニメや漫画のキャラクターにおける傾向

2000年代以降のライトノベルやアニメで流行した「やれやれ系主人公」が、冷笑的な態度のルーツとされています。
具体的には『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンなどに代表される、熱血を避けて斜に構えたスタンスをとるキャラクターの類型です。

これらに影響を受けたネットユーザーの振る舞いが「やれやれ系主人公」そして現在の「冷笑系」へと変貌しました。

 

まとめ

冷笑(冷笑系)は、真剣な議論や社会活動に対して、斜に構えて見下す態度を指す言葉です。
近年は石丸伸二氏の選挙活動に伴うSNS上の対立を背景に、当事者意識を持たずに相手を茶化す層を批判する用語として再び定着したといえます。

 

関連ミーム・派生ミーム

関連ミーム:逆張り
世間の多数派の意見や流行にあえて逆らい、反対の立場をとる言動のことです。

関連ミーム:論破
議論で相手を言い負かすことですが、近年は相手を嘲笑して優位に立つ目的で使われるケースが増加しています。

 

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