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『オーバーロード 14巻 滅国の魔女』ネタバレ・あらすじ感想・みどころまとめ

『オーバーロード 14巻 滅国の魔女』ネタバレ・あらすじ感想・みどころまとめ

 

今回は『オーバーロード 14巻 滅国の魔女』ネタバレレビュー・感想まとめです。
見どころなんかもまとめてみました。

 

あらすじ

 

魔導国の馬車が王国の貴族に襲われた。
偶然か?謀略か?

いかなる理由であれ、王国が魔導国と正面を切って戦うことを選んだと
判断したナザリックは王国に宣戦布告。
カッツェ平野での大虐殺で未だ混迷を極める王国のさらなる窮地に
王子ザナックが、蒼の薔薇が、ブレインが、
背水の陣を承知で立ち上がる。

容赦なく遂行される殲滅作戦。
勝ち目のない戦いを強いられた王国に崩壊の足音が迫る。

 

 

以下、『オーバーロード 14巻 滅国の魔女』のネタバレありの感想になります。
ネタバレが気になる方はブラウザバック推奨です。

 

ネタバレレビュー・感想

 

オーバーロード13巻から約2年を経ての新刊ですが
この巻では、今までずっと物語の舞台となっていた王国の滅亡が描かれております。

 

謀略あり、戦争あり、アインズ様バトルありと盛りだくさんの巻でかなりの分厚さ、、、

 

王国の滅亡のきっかけはとある馬車の襲撃事件です。

 

事件の内容としては、
アインズが建国した魔導国の食糧が積まれた馬車が襲撃を受けることになります。

犯人はフィリップという貴族。

 

魔導国を襲って自身の地位や金を得るためでした。

 

魔導国に喧嘩を売ることがどれほど愚かなことなのかは
もはや常識となっている状況でその上でフィリップは考えなしに、
一時自尊心のためにの魔導国に喧嘩を売ったのですから
アルベドの予想すら超えるある意味超大物といえます

 

この事件を発端として、魔導国は王国へ宣戦布告します。

 

この宣戦布告が意味することは、当然ながら王国の破滅です。

 

この王国の破滅で、数多くのキャラクターが物語から退場します。

 

ザナック第二王子

 

この14巻で敢闘賞をあげるとしたら、やはりこのザナックでしょう。

今まで、ちょっと嫌味な第二王子というキャラクターでしたが

魔導国という絶望的な敵国と相対しながらも王としての責務を全うしようと王国の総大将として奮闘します。

 

そして最後にザナックはアインズと直接対談することになります。

 

この対談もこの巻の魅力の一つです。
ザナックは自国の民の幸せを最優先するアインズの考えに共感します。
アインズはもうすぐ死ぬをわかっていても自分に対し敬意をはらうザナックを気に入ります。

 

しかし、残念ながらAOGとの戦争で戦った上で戦死するのではなく、開戦前に一部の貴族たちの保身の為に殺されてしまいました。

 

国を守るために、男として決死の覚悟を決めたザナックの死に様としてはあんまりですね、、

 

ザナックの首を持ってきた貴族たちをニューロニストのもとに送り、殺さないように命令し、「彼らが死を望むまでは決して殺すな」と厳命しさらに「簡単には殺すな」とも付け加えたことから
彼のことをかなり気に入っていた様子がわかります。

 

ブレイン・アングラウス

 

彼もまた絶望的な敵と相対しながらも最後まで全力で戦い抜きます。

 

王都が攻められた時、彼は「魔導王に一騎打ちを申し込む」と言い飛び出しますが、その途中でコキュートスと遭遇します。

剣士として生きることを決めていたブレインは死を覚悟してコキュートスと戦うことを決意。
そうして彼が放った最後の一撃は40レベルにも匹敵するような技でした。

 

この時の彼はこの世界の理すら逸脱していました。

このあたりの生き様もオーバーロード屈指の名場面だと思うので
是非原作で読んでみてください。

 

しかし、当然ながらコキュートスには敵わず戦士。
戦いの後コキュートスは彼の刀を拾い、死体を氷漬けにするよう部下に命じました。
今後も蘇生されたりして出番があるかもしれません。

 

滅国の魔女について

 

今回の中心人物の一人にして、この本のタイトルの正体こそがラナー。

 

彼女は「クライムと未来永劫に愛し合う」という望みの為にアルベドの下につき、
自身の頭脳をもって王国を滅ぼし、
巻末では魔導国入りするとともにクライムとともに悪魔となることを選択しました。

 

自身の幸せのために、王国の800万人の民の犠牲にしたのです。

巻末に描かれたso-bin先生による挿絵の彼女がまた、、最高に良い顔してます笑
アニメでも是非見てみたいですね。

 

竜王 ツァインドルクス=ヴァイシオン

 

竜王であるツアーことツァインドルクス=ヴァイシオンが白銀の鎧を操り、アインズと戦います。

 

これがこの巻で一番の見せ場です。
今まで、転生後の現地人との闘いは基本アインズ様の圧勝であり
俺TUEEE展開が主でしたので
同格の敵との闘いは初めてに近いので読んでいてかなりワクワクしました。

本気のアインズ様?を見たい方は興奮間違いなしです!

 

結局、お互い情報収集が目的だったためこの戦いは決着がつかないで終わります。

 

この一戦でツアーはアインズは自分より格下であり勝てることを確信します。

しかし、アインズの正体は、アインズに扮したパンドラズアクター

さすが、アインズ様。

 

敵の情報を探るだけではなく、相手に自分が格下の勝てる相手であると思わせる布石を打つのでした。

しかし、この戦いはかなり読み応えのあるものでした。

 

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次巻について

 

発売時期は『2021年初春発売予定』とのこと。

内容は「アインズがマーレ、アウラとともにエルフの国を訪れる」ことになるようです。
サブタイトルは『半森妖精の神人』。

 

以前アインズがアウラに対し「将来ダークエルフの国があったら一緒に行ってもらうぞ」と言っていたフラグの回収です。

 

以上、オーバーロード14巻でした。
気になったらぜひ読んでみて下さい。

 

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