今回はちいかわの作中に登場する島次郎について、その正体について解説と考察をしていきます。
結論、島二郎は海の神「ポセイドン」なのではないかと考察できます。
この記事では、そんなちいかわの島二郎について活躍状況や、その生態、そしてエピソード内での伏線などをふまえて、このちいかわの謎の登場人物「島二郎」を徹底考察していきます。
以下の内容では、ちいかわの島編のネタバレを含みますのでご注意ください。
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島二郎とは?
ちいかわ©ナガノ
以下では、まずちいかわに登場した島二郎について解説していきます。
容姿
島二郎は、人間の大人のような体格で、ちいかわ族(ちいさくてかわいい族)とは異なります。
顔にはひげをたくわえ、身にまとう衣服は「腰のエプロンだけ」と過去のエピソードを見ても異質さが出るキャラクターになります。
このエプロンには、ポケットがついており、何故か激辛のブートジョロキアが入っています。
また、島二郎といえば「執拗に尻が描かれます」
一見すると、軽いギャグなのか、、?とも思えるこの描写ですが
この「島編」では、この描写が非常に重要な意味を持つ『尻』になります。
ちいかわ©ナガノ
というのも、この島編の核心となるのが、「誰が人魚を食べたのか?」ということ
そして、人魚を食べた人物は「永遠の命」と「下半身にヒレが生える」とされています。
そして、この島二郎は 常に綺麗な『尻』が描写されています。
つまり、尻が描写されていることで、島二郎は『シロである』と読者側に印象付けているわけです。
性格
島二郎の性格はかなり面倒見がよくちいかわ族に対しても友好的な性格です。
ちいかわ©ナガノ
作中では、倒れてしまったちいかわに、カツカレーと貝汁を出してくれたり、
囚われたラッコ先生たちの救出を手伝ってくれたりと、
作中でもかなりの性格良い、頼れるキャラクターとして描かれています。
また、今日会ったばかりのちいかわ族の救出に向かってくれるばかりか、自ら命がけでセイレーンの足止めを買って出てくれるなど、作中でもトップクラスに男気のあるキャラクターと言えます。
エピソード内の活躍・強さ
作中では、島をさまようちいかわの前に突如として現れた島二郎ですが、短いながらもかなりの活躍をみせます。
ちいかわ©ナガノ
ざっと、島二郎の活躍や描写されたポテンシャルを箇条書きにしてみると以下の通り
・見知らぬちいかわを助ける
・カレーと貝汁を出してくれる
・今日初めて会ったちいかわ族を助けてくれる
・素潜りが得意
・咄嗟の波の音の形態模写でセイレーンを惑わす
・自ら足止めをかってでてくれる
・水流を起こしセイレーンを足止めする
・素手でセイレーンの操るツタをひきちぎる
・セイレーン討伐のキーとなる「ブートジョロキア」をくれる
などなど
つい最近登場したばかりのキャラクターながらも、圧倒的な有能っぷりを発揮しています。
島二郎=ポセイドン説を考察
そんな作中でも屈指の活躍を見せる島二郎ですが、
その正体がポセイドンではないか?
と考察されています。
以下ではなぜ、島二郎がポセイドンと同一視されえているかを解説していきます。
ポセイドンのである理由①:見た目
まず、ポセイドンのである理由の1つ目は見た目についてです。
どちらもひげを生やした男性である点。
そして見た目はほぼ全裸であることという点が共通しています。
一見こじつけにも思える考察になりますが、島二郎が唯一身にまとっている衣服がエプロンであり、ズボンではないという点がかなり重要なポイントです。
ちいかわ©ナガノ
何故かというと、このエプロン姿というのは、
本物のポセイドンと同じように人魚のヒレが生えた場合でも、邪魔になりません。
あまりも自然ながらも人魚としての機能性を備えた格好であるといえます。
一見『そういうギャグ』とも見える裸エプロン姿も、単なるギャグではなく、ヒレが生えた時にも邪魔にならないから、、と考えれば逆に自然ですらあります。
ポセイドンのである理由②:名前
ポセイドンのである理由の2つ目は名前です。
「島二郎」の名前は「島」と「二郎」で構成されています。
この「二郎」が重要なポイントになります。
ちいかわ©ナガノ
なぜ、「太郎」でもなく「三郎」でもなく「二郎」なのか、、
(単に棒子供向けキャラクター同じ名前で面白いとされた可能性もありますが、、)
そもそも、長男に「二郎」と名付ける人はいないと思うのでそもそも「二郎」という名前がついている時点で、「島二郎」には上の兄弟がいることになります。
重要なのはこの「次男である」という点です。
実はギリシャ神話のポセイドンもまた、兄弟がおり
長男;ハデス
次男:ポセイドン
三男:ゼウス
という家族構成になります。
これがポセイドンと島二郎の共通点になります。
ポセイドンのである理由③:海と深い結びつきがある
ちいかわ©ナガノ
ポセイドンのである理由の3つ目は海と深い結びつきがあるという点です。
島二郎は作中だけでもすでに、
・貝を食べる
・海のモノマネができる
・海流を操る
・手から潮の香りがする
・海中での身体能力が高い
などなど、他のキャラクターと比べてもかなり海に密接な生活を送っていることが考えられます。
ポセイドンのである理由④:ナガノ先生がよくギリシャ神話をモチーフに選んでいる
最後の4つ目の理由が、作者のナガノ先生が「ギリシャ神話をよくモチーフに選ばれている」という点です。
作者のナガノ先生ですが、先生の作品の中で、この島二郎の他にも「ギリシャ神話からモチーフにされたキャラクター」が数多く存在します。
まず、この島編で登場する「セイレーン」
ちいかわ©ナガノ
ギリシャ神話と同様に、歌を操る海の怪物です
そして、拾魔編で登場する「ヘビ」はギリシャ神話のゴルゴーンとおなじく見た相手を石化する「メデューサ」
ちいかわ©ナガノ
そして、「もぐらコロッケ」に登場する「ユニコーン&バイコーン」
ちいかわ©ナガノ
以上のように、ナガノ先生の作品の中では割と「ギリシャ神話」をモチーフにされたとされるキャラクターが多く登場します。
このことからも、島二郎もまたギリシャ神話から着想を得たキャラクターと考えられます。
まとめ
以上、
・見た目
・名前
・海との関連性
・ナガノ先生
の4つの点から今回、島二郎がポセイドンなりし、ポセイドンをモチーフにしたキャラクターであると考察いたしました。
合っているかどうかは定かではありませんし、今後答え合わせができる保証もありませんが
なんとなく「こんな共通点があるんだな」程度には楽しんでいただけたら幸いです!
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よければよく考えると闇深いと感じてしまうちいかわワールドを楽しんでいただければ幸いです。
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ちいかわ©ナガノ
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