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ラブデスロボットシーズン2全話感想 ガッカリした話【解説考察】

今回はNetflixで配信されている
ラブデスロボットシーズン2の各エピソードの感想・考察記事です。

 

ネタバレを含みますので
まだ観ていない方はご注意ください。

 

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ラブデスロボットとは?

 

『ラブ、デス&ロボット』は2019年からNetflixで配信されているアニメシリーズです。
各話15分前後(10分未満の作品もある)のオムニバス短編集。

 

エミー賞やアニー賞といった賞レースでもノミネート・受賞多数。

 

製作総指揮を『デッドプール』のティム・ミラーと『ソーシャル・ネットワーク』はじめ傑作映画を撮り続ける巨匠デヴィッド・フィンチャーが務めていることでも話題の作品です。

 

シーズン2総合的な感想

 

個人的な面白さは総合点としては

 

5段階評価中
★★☆☆☆

といったところ

 

シーズン1にも、話によっての当たりハズレの回はありましたが
正直言ってシーズン2はかなりハズレ作が多かった印象です。

 

アニメーション自体はシーズン1にも劣らない素晴らしい出来で
実写と見違えるばかりの美しさや、
制作者のこだわりを強く感じる箇所が多く見られました。

 

ただし、本当に脚本がイマイチでした

 

結局どういうこと?
意味わからん、なんだこれ
オチは?
唐突すぎないかこれ?

 

といったフラストレーションが溜まる作品ばかりでした

(一部良い作品もありましたが、、)

 

シーズン1は割とバッドエンドでも、もう一度見直したくなったり
見た後の満足感を感じる話が多かったんですが

 

今シーズンの多くは観た後も意味わからないし、
かといって作中も全然興味を惹かれない作品ばかりでした

 

やはり、技術以前に脚本の良し悪しが強く出た印象です。

映像がすごいだけに
本当にただ映像がすごい「だけ」の作品になってしまってたんですよね

 

リアルなのはわかったから、もうアニメじゃなくて実写でやれば?みたいな、、、

 

シーズン1が良かっただけに本当に残念でした。

ただ、この次のシーズン3は大分盛り返しているので、
もしよければそちらの感想もご覧ください。

 

関連記事:『ラブ、デス&ロボット』シーズン3 全話感想・考察【Netflixアニメ】

 

シーズン2各エピソード感想

 

以下、ラブデスロボットシーズン2全8話の感想とそれぞれのエピソードの解説です。

 

EP.1  自動カスタマーサービス

 

面白さ:★★★☆☆

 

シーズン2第1話を飾るのは

ロボット技術が発展した近未来に住むおばあさんVS人間に反旗をひるがえしたお掃除ロボットというお話。

 

ロボットの反乱というロボットものの王道を身近な視点から描かれております。
そして、おれたちの戦いはこれからだEND(通称:俺たたEND)

 

感想としては、途中ハラハラするシーンもありますが
まぁまずまずといった感じですね

 

近未来の人類ということなのかかなりの顔デカ&手足細というキャラデザが
ちょっと好み分かれそうですね、、

 

途中で日本語では

「オペレーターとの会話をご希望ですね。」

と言っているシーンがあるののですが、英語では

 

「You’ve asked to speak to a human representative.」

人間の担当者をご希望ですね。」といっているそうな、、

 

わざわざここでHuman(人間)を付けるあたりブラックジョークが効いていますね(笑)

まぁそこそこだなという感想です。

 

EP.2  氷

 

面白さ:★★★☆☆

 

ザ・アメコミをアニメ化しました!

といった感じの独特な影の付け方やキャラデザに目が行きます。

 

シーズン1の「ジーマブルー」の監督が手掛けた作品。

 

物語はと地球から遠く離れた惑星。
この惑星では当たり前のように人々は人体改造を受けています。
主人公はそんな中で唯一人体改造を受けていない人間
そんな中主人公は夜中こっそり兄の仲間たちが行っている命がけの遊びに参加して、、

というお話

 

 

ネットでのレビューとか見ると割と評価いいんですが

個人的にはなんとも、、といった感想です。

 

これは完全に私の好みの問題なのですが
周りに止められながらも、忠告を無視して、ムチャして
その挙句ピンチになる主人公ってあんまり好きじゃないんですよね、、

 

あと終始主人公が周囲から馬鹿にされていて。、あんまり見ていて気持ちの良い作品ではなかったですね

 

ただ、巨大なクジラの大きさの表現方法や美しさ
クジラから逃げる躍動的な描写には思わず目を惹かれました。

 

面白いかはなんとも言えませんが
一見の価値はあると思います。

 

EP.3   ポップ隊

 

面白さ:★★★☆☆

 

不老不死が当たり前の世界で
人口抑制の為、子どもを産み育てる事が違法な世界。
子どもは殺処分される世界で生きる男の話です。

 

映像は綺麗ですし
世界観は引き込まれる内容ではあったのですが

 

オチとしては結局何も解決してないし
ただ、苦い顔になるだけというなんとも言えない感じ

 

不老不死=人口爆発=間引く
みたいなSFのテンプレの一つを取り扱った作品だったからこそ
もうひと工夫あったり、何かした答えを見出してほしかったというのが感想です、、、

 

EP.4  荒野のスノー

 

面白さ:★★★☆☆

 

賞金首「アルビノのスノー」
不死身であるというスノーと彼を狙う賞金首の話

 

監督はリオン・ビハイレ、ドミニク・ボワダン、マキシム・ルエール
わし座領域のかなたを手掛けた制作陣です。

 

実写と見間違うようなCGの圧倒的なクオリティ
そして見ごたえのある戦闘描写
あとはラブシーンがあったり大人な作品ですね

 

ただ、これも脚本が正直イマイチ、、

 

・スノーはなんだったのか等
結局ふわっとしたままでオチがなんともいえない感じです。

 

 

EP.5  草むらに潜むもの

 

面白さ:★☆☆☆☆

 

タバコを吸いに外へ出た主人公
「車掌のあまり遠くへいくな」と車掌から言われますが
背丈ほどの草むらの中に光る存在に興味を示します

そして草むらに中に入ると方向が分からなくなってしまいます
そんな中草むらに潜むものが襲ってきて、、

というお話

 

結局なんやねんシリーズですね

草むらに潜むものは、ああいう化け物がいるんだ、、というだけで
何だったかわからず消化不良に、、
なんやねん、、

 

ただ絵柄だけは特徴的で本当に素晴らしかったです。
油絵のような絵画のようなそんな幻想的な画期的かつ独特な絵柄で

これは面白くなるか!!?と期待してしまいましたが、期待した分下げ幅も大きかったです。

 

加えてストーリーは先にも書いた通り、個人的にかなり苦手な
人の忠告を無視してピンチになる主人公パターンです。

 

車掌さんが助けてくれてよかったね

 

 

EP.6 聖夜の来客

 

面白さ:★☆☆☆☆

 

ストップモーションの作品です。
この手のアニメってすごく手間がかかる作品ですよね
ラブデスロボットの良さである
「アニメーションの幅の広さ」を感じた作品の一つです。

 

アニメーション自体は素晴らしいのですが
これも本当に脚本が、、、

 

クリスマスにプレゼントを届けに来たのは化け物でした
という出オチ「だけ」の作品。

 

まぁ、短い作品なので出オチだけというのはある程度仕方ないですが
やれ、血やら唾液やらで画面が汚らしい
趣味が悪いなぁと思ってしまいました。

 

個人的にまぁもう二度と見たくないエピソードです。

 

EP.7 避難シェルター

 

面白さ:★☆☆☆☆

 

宇宙に漂う避難シェルターに行ってみたら
そこの機械に襲われました。という話

ほんとにこれもただ機械に襲われただけで
なんで襲われたのかも分からず
結局なんやねんという作品、、

その割に襲われて応戦するシーンは地味に長いと散々な感じ

何か伏線とかあったのかもですが
私にはわからなかったです。

見てて疲れる割になんの面白味も感じませんでした。

 

EP.8 おぼれた巨人

 

面白さ:★★★★★

 

ある日、海岸に裸の巨人が打ち上げられていた。
そんな巨人の死体を人類はどのように扱うのか、学者である主人公の一人称目線からの詳細を描いた話

 

個人的にはシーズン2で唯一手放しで面白かった!と感じた作品です。

 

もしこんな事があったら、我々はどうするのか?
といった想像が膨らむのってSFの楽しい所ろいうか、SFの醍醐味ですよね

 

そして今作の題材は「巨人の死体がもし漂着したら?」というもの

 

個人的には、巨人の死体の扱いに対して最初は畏怖や野次馬しながら、日がたつにつれてどんどん扱いが雑になっていく人類に対して
確かにこうなるんだろうなぁ、、
という変な納得感がありました。

 

淡々と巨人の行く末が描かれるので
見る人によっては単調な感想を抱かれるかもしれません

 

ただ、ゴジラが現れた時の日本のシュミレーションとも名高い「シン・ゴジラ」が好きな方はこの作品も絶対好きなはず

 

個人的にはすごい満足感がありました。

 

正直この作品がなければラブデスロボットはシーズン2で見切りをつけて、シーズン3は観てなかったかもしれないです。

 

まとめ

 

以上

ラブデスロボットシーズン2の全話の感想・解説をまとめてみました。
全体を通すと正直かなりガッカリ、、といった感じです。

 

やはり脚本が弱いとしか言えない、、

シーズン2では多くのエピソードが、ふわっとした感じで終わっており
1エピソードとしての脚本としての完成度が非常に低く感じました。

なんか、こう、もっと1エピソード1エピソードの一つのお話としての満足感が欲しかったです。

シーズン1が13話で
シーズン2が8話というのもあって

次は面白い話、次は面白い話、、、
と観続けていたらあっという間に終わっていたという感想、、、

 

(溺れた巨人で終わったのは救いでした)

 

正直もう次はみないかな、、とも思いましたが
シーズン3は大分盛り返しているのでお楽しみに!!

 

シーズン3の全話の感想もまとめているので良ければ観てみてください!

 

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